HK45コンバットマスター(自称)を作ってみた
先日、こんなイベントがあった。
昨年の第1回を見て「いつかこういうのに出してみたいなぁ」とか思っていたのだが、気が付いたら色々とカスタムをやるようになってきたのでしれっと応募してみた。
という訳で、『HK45 コンバットマスター(自称)』。
ジョン・ウィックの影響をバリバリ受けて作ってました←
知らない人にざっくり説明すると、
「主人公が自分の可愛いワンコのためにマフィアを殲滅するお話」(雑)。
で、サバゲーマーやガンマニアの中では3作目(ジョン・ウィック:パラベラム)で登場した銃が人気だったりする。
STI2011コンバットマスターである。
肉抜きされたスライドに削り込まれたグリップなど、見た瞬間に「こんなんかっこいいに決まってるじゃん!」って言うレベルの代物。少なくとも俺は言った。
これを自分で作ってみたいと思ったのがきっかけ。
しかしハイキャパは手持ちにないし、家にやたら転がっているベレッタは上が既にがっつり開いているので肉抜きする場所がほぼない。 という訳で、HK45に白羽の矢が立った。
ベレッタと違って加工のしやすい(する余地のある)スライドで、デザイン的にも肉抜きしたらかっこよくなりそうな雰囲気がある。
あと、冒頭に貼った1作目でジョン・ウィックが自宅やらクラブやらでぶっ放してた銃がH&KのP30だったり、2作目でもソムリエが「ドイツ産がお好きなのは存じ上げておりますが~」って言ってたし、HK45のカスタムなら使う可能性がありそうな気もしてくる。
という訳で、さっそく加工していく。
まずは本体をさくっと分解。
その後、肉抜きする範囲を囲うようにマスキングテープを貼っていく。
道具は以前にベレッタのマグナポート加工でも活躍したピンバイス。それとタミヤの棒ヤスリ。
これを使って、ピンバイスで穴あけ → 丸棒ヤスリで拡大 → 板状の棒ヤスリで整形、の順に進めていく。
なお、写真だとポンポン進んでるけど、本来はびっくりするくらい地道な作業。
テンションを維持するためにアマプラでジョン・ウィック観ながら作業してました。
形になったら全体を整えて完成。
次に合わせ目の処理。と言っても、棒ヤスリで大まかに削ってから800番 → 2000番の耐水ペーパーで仕上げるだけ。
ただし、元々のややざらりとした手触りが無くなるので、それが嫌ならかなり細かく作業した方がいい。
そうこうしているうちに、探していた赤いメタルアウターバレル(本体込み)が某フリマアプリで見つかったので落札。
カスタムアウターバレルの相場を考えると、本体がほぼオマケで付いてきたレベル。
安すぎて地雷踏んだかと思いつつ、届いたものを確認したらオリジナルパーツも付属された完品でビビった。本体がタクティカルなのに逆ネジ対応してないノーマルのアウターバレルが入ってたことだけ謎っちゃ謎だけど。
なお、お目当てのバレルを取り出したものがこちら。
メーカーは不明。というかめっちゃ調べたのに何も情報出てこないってどういうことなの。
という訳でスライド周りが片付いたので、次はグリップ周りの調整。
ちなみに操作周りをアンビにしたいので、フレームはバレルに付いてきた方(タクティカルタイプ)を使用。
HK45はハイグリップというか、グリップの上の方でしっかり握り込もうとすると角が手に当たるので、この辺りを何とかしたい。
とりあえず角を棒ヤスリで削っていく。
ここから何度も握りつつ、ゴールを探して作業。
いい感じになったら耐水ペーパーで磨いて仕上げる。
本来のグリップと見比べるとそれなりに角が無くなっているのが分かる(かも知れない)。
これで完成。
スライドを組み込んでいく。
……いやこれ普通にかっこよくないか?
シンプルなカスタムだけど、これは勝ったな。
おいそこの金属。どっから出てきた。
中身を確認すると、たぶんスプリングかなんかが飛び出したっぽい。
いや大事故じゃんか。
基本的にはサバゲーでの使用も視野に作っているので、流石にこれを放置して完成という訳にはいかない。
修繕していく。
手持ちで最強の補修材を用意。
コイツを金属が飛び出したところに盛って、使うのにギリギリ問題ないレベルまで削っていく。
で、ひとまず完成したのが一番最初の画像。
コンテストの応募は10枚まで画像を入れられたので、製作時の画像に加えて上手く撮れた写真も合わせて投稿してみた。
おお、いい感じじゃね(自画自賛)。
個人的には他にもコンペンセイター付けたいなぁとか、フロントサイトを集光アクリルにしたいなとか色々あるので、今後もちまちま弄ってアップデートしていきたいので、何かやったらまた記事にしようと思います。
それでは。( ・w・)ノシ