スパス12の修理1_解体(特殊工具不要の箇所まで)
某フリマサイトを眺めてたら掘り出し物を見つけた。
ショットガン好きの皆さんご存じ、スパス12。
このゴリッゴリの見た目いいよね。
外装関連のパーツ類がいくつか欠品&弾速出ない&一部が弾ポロする、というなかなかヤバい個体が3000円で投げ売りされていたので購入。
シェル付いてないとは言え安いし、これなら改造で潰しちゃったとしても諦めがつくレベルなので、カスタムしたい人間からすると美味しい。最悪見た目装備としてガッツリ塗ればいいし。
で、到着。
受け取る時に
「今日の宅配のお兄さん、心なしか遠い気が……?コロナか……?」
とか思ってたら。
流石にこの張り紙は爆笑した。
品名に「ショットガン」って書いてあるのもメチャクチャ面白かったし、そりゃ宅配のお兄さんも距離を取りたくなるでしょうよ。
とりあえず見てみる。
ぱっと見て分かる欠品はマガジンチューブと右側面の無可動スイッチ、それとシェルカバー。
シェルカバーはちょっと困るかもだけど、他は実射に影響しないので気にしない。
弾ポロするとのことなので、ひとまずメカを開けてみることにする。
なおシェルが手元にないので試射はしてない。
で、先にこの記事の結論だけ書いておくと、
「メカボックス(?)のオープンに星形ドライバーが必要だったので、外装の解体しかできなかった」
となるので、中身を見たい方は今後の記事をお待ちいただければと思います。
外装を剥きたい人はそのままお進みください。
マガジンチューブ(が本来ある場所の根本)はビスで止まっているだけなので適当に外す。
銃口は六角レンチで、フロントサイトは銃身の裏に開いた穴から+ドライバーでアクセスして外す。
続いてコッキングハンドル。
まずは裏の蓋みたいなやつのビスを外して、蓋を持ち上げる。
後ろ側にツメがあるので、持ち上げる時は前から浮かす。
ネジの刺さっていたところに細い棒を入れて上手く持ち上げると早いかも。
上の写真の通り、中にビスが2本見えるので両方とも外す。
このビス、下に小さいパーツが2つ入っているので失くさないよう注意した方がいい。
ここまで来たら、コッキングハンドルを外す。
無理のない範囲で押し広げて下向きにずらしていくと外れる。
ここで、いきなり「コロコロ……」と何か出てきた。
……なんか折れた?(真顔)
で、確認したらここだった。
たぶんコッキングハンドルのガイドか何か。両側面に前後1か所ずつ、合計4か所ある。
もともと別パーツとして入れてるっぽい。なお、既に1個いなくなってた。
今度は本体の上側へ。
リアサイトと本体前方、2か所のマイナスネジを外す。
これでもうハンドガードが外せる状態。
銃口側にスライドさせていけば抜ける。
このままアウターバレルも外していく。
アウターバレルの下にあるバレルの量側面に、2つ並んだビスがある。
こいつを4つ全て外してやるとアウターバレルが抜ける。
本体のカバーはグリップを外さないとアクセスできない。
グリップはモナカ構造なので、左側面のビス3本を外せば2つに割れる。
グリップ内部は錘が入っているので、落下を防ぐためにも横にして開けた方が安全。こんだけの大物を立てて解体する人も珍しいだろうけど。
コッキングバーを外すために、この真ん中のつっかえ棒みたいな部分を外す。
片方外せば上手いこと外れる。
これで本体のカバーが外せる。写真撮り忘れたけど、ハンドガードと同じく前にずらせば外せた。
本来はここの前にシェルカバーを外すんだけど、そもそもいないので無視。撃てれば構わん。
この時、右側面にハンマーみたいなものがあるので、右側面を上にして外した方が安全。
でもぶっちゃけそんな簡単に脱落しない。
最後にトリガーガードを外す。
右側2本、左側1本外せばいいだけ。
で、例のネジ出現。
前にP90のメカボのメンテナンスしようと思った時もコイツで躓いた記憶。
いい加減買わないといかんな。
とりあえずこれ書いてる時点で購入はしたので、そのうちメカボ部分の解体についても書く、はず。
塗装もやると思うから、今のうちにイメージだけ膨らましておくことにする。